Yutaの formosa life

台湾茶が好きすぎて留学しちゃった大学生のブログ。台湾留学・台湾茶・中国茶について書いていきます!留学中は台湾現地の生の情報も発信!

ブログ著者(Yuta)のプロフィールと理念

 
 
こんにちは、はじめまして。Yutaと申します。
 
僕は日本の大学に通っている20歳の普通の大学生です。
そんな僕が他の人と一つだけ違うところ。
それは、「台湾茶が大好き」なことです。趣味にして8年を越え9年目に突入しました。日本にある台湾茶に関する本はほとんど読み尽くしてしまったので、今は中国語のサイトや本などから勉強しています。
しかも台湾茶が好きすぎて現在台湾に留学しています台湾茶の生産者や茶農家さんに会いに行ける最高の環境で生活しています!超楽しい!
 
今では日本・台湾のお茶業界の方たちともご縁があるので、いち早くお茶の情報を知ることができています。
 
今まで培った台湾や台湾茶の知識・経験を元に、このブログの運営やお茶関連のイベントのサポートなどを行っています。
主にこのブログでは、

・台湾の文化や僕の日常

台湾茶やお茶に関すること
についてお届けします。
 
 
まあこう書くと、自分の好きなことに熱中している幸せな人生を送ってきたかのように感じるかもしれませんし、「ただの知識自慢やん」「人脈自慢かよ」って思うかもしれません。
 
でも、こんな風に好きなことをしながら自由に生きている僕でも人生どん底だった時期もあったんですよ。
 
 
 
 
 

自分に自信のなかった幼少期

 
僕は幼少期、いじめられっ子で、居場所がどこにもないと感じながら生きていました。
 
両親は僕が10歳の時に離婚しました。原因は父親の暴力。
毎日お酒を飲み、我を忘れて我が子に暴力をふるう自分の父親。
僕はそんな父親が怖く、いつも逃げるように寝室にかけこんでいました。怒鳴って僕を殴る父親が怖かったんです。
この時は学校だけが唯一の逃げ場でした。
 
そんな時に始まった小学校でのイジメ。よくテレビのドラマで見るようなありきたりなものは全部体験しましたね…。
小学生って自分の家と学校でほとんどの時間を過ごすんですよ。楽しかった小学校時代の思い出を持っている人って、家か学校のどちらかが充実してた、って方が多いと思います。
 
でも、僕はどっちも最悪だった
学校ではメチャクチャいじめられ、心が荒んだ状態で家に帰るとそこで始まるのは父親の暴力。僕の心はボロボロでした。
次第に人間不信になり、心を閉ざし、誰にも本音を言わなくなっていました。
 
離婚した後も父親からの脅迫があり危険ということで外では自由に遊べませんでした。そのストレスでだんだん母親もいら立つようになり、僕と母との心の距離は遠くなっていきました。
つまり、僕はずっと「孤独」で「内向的」だった
 
僕の居場所はどこにいってもなかった。
だから殻の中にずっと閉じこもっていました。
 
 
 

人生の「お守り(お茶)」との出会い

 
その後、僕の家族は引っ越しをし、新たなスタートを切りました。
僕たち家族にも「父親から逃げれた」という安心感が生まれ少しづつ笑顔が戻っていきました
 
そんな時、僕はあることに気づきます。
それは母親がいれたお煎茶を飲んだ時のこと。
「このお茶、マズイ~!渋すぎ!!」
 
引っ越すまでは精神的に病んでいたこともあり、ものの味がしなかったんです。当然ですよね。
でも、心に余裕が出来てくるといろんなことが見えてくるんです
 
「お茶ってこんなまずいものなんだろうか?」と思った僕は図書館に行って調べることにしました。
 
すると、そこに書いてあったのは見たこともないようないれ方。
「えええっ!?難しいな~」
と思ったのを今でも思い出します(難しいからこそ面白いんですけどね)。
特に趣味もなかった当時の僕はその本を借り、実際に家でお茶をいれてみることにしました。
 
本に書いてある通りにお茶をいれてみると
「あ…甘い!」
あんなに渋かったお茶が甘くなってしまったんです。
信じられなくて何度やってみても「甘い!おいしい!」
 
今までの先入観をひっくり返された僕はそこからお茶にドはまりします。
もともと内向的だったことに加え、僕は疑問に思ったことをとことん調べるクセがあり、一度ハマるとなかなか抜け出せない性格だったんです。
調べることは一人で黙々とできることだったのでとても楽しかった。
 
それに、お茶って心を落ち着かせる効果があるんです。
幼少期の父親からの暴力や学校でのイジメによるトラウマでメンタルが弱かった僕。
落ち込んでしまった時にお茶を飲んで心を落ち着かせて、自分を取り戻していました。
 
 
お茶は僕にとって自分の心を守ってくれる「お守り」なんです。
 
 
僕はどんどん日本茶にハマっていき、半年後にはお茶つながりで紅茶にも手を出すようになり、一年後にはすっかり「お茶の虜」になっていました。
 
 

台湾茶との出会い

 
お茶にハマってから約3年後のある日、YouTubeを漁っていた僕はある動画を見て衝撃を受けます。
それは中国茶をいれている動画。
 
動画を見た時思ったのは
「えっ…こんなちっちゃい茶器でお茶をいれるの?」
「茶器かわいい…」
 
もう中国茶に一目ぼれ。どんなお茶なのか知りたくて、僕はとにかくたくさんのお茶を飲みまくりました。
もちろん茶器も買いましたよ(笑)
 
中国茶を飲み始めてから3か月程たった頃、僕はあることに気づきました。
「味の個性が強すぎて自分には合わないなぁ…」
「頭が痛い…」
 
これってつまり、自分の体に合っていないお茶だった、ということなんです
ショックでしたね…おいしいのに体が受け入れないんです。
 
そんな中、図書館で借りた本を読んでいた時、こんなことが書いてあったんです
ウーロン茶は台湾でも生産されており…」
 
台湾のウーロン茶か~飲んでみようかな?と思った僕は、お茶屋さんで売っていた安めの台湾ウーロン茶を買って飲んでみたんです。
そうしたらびっくり仰天!
味がまろやかでとっても美味しかったんです。
安いのにこんなにおいしいの?最強じゃん!って感じでしたね。
何回飲んでも中国茶のような体に合っていない感覚はありませんでした。
「コレだ!」と思いました。
台湾茶が僕の体には合っていたんですね。
 
そこからいろんな種類の台湾茶を飲むようになりました(たぶん200種類は軽く飲んでます(笑))
特に台湾の烏龍茶が大好きなので、毎日飲んでいます。
 
こんな経緯で、僕は台湾茶が大好きになりました
 
 

台湾茶が好きすぎて留学に

そして月日は過ぎ、僕は大学生になりました。
この頃にはだんだんと台湾茶関係の知り合いが増えてきていました。
しかも、日本語の台湾茶の本やサイトはほとんど読み切っていましたね。
そして、「もっと台湾茶について学びたい。台湾茶の本場に行ってみたい。」と強く思うようになっていたんです。
そこで、実際に台湾に行ってみることにしました。
 
初めての海外旅行が台湾でした。
台湾茶の農家さんや茶園に行ったり、台湾茶の本場で出来立てのお茶を飲んだりしました。
いや~楽しかった!
夢のような時間でした。
この時に僕は確信しました。
僕はいつか台湾に住むんだろうな」と。
 
その機会は案外早くやってきました。
2018年4月から台湾に語学留学できることになったんです!
日本で貯めたバイト代を握りしめ、台湾に向かいました。
台湾ではお茶のことを勉強しつつバイトをして生活しています。
 

台湾の面白い文化についてお届けしたい!

台湾は日本とは似て非なる国。
とっても面白いところです。
ただ、僕が実際に台湾に住んでいる中で困ったことがいくつもありました。
例えば、「ドリンクスタンド(タピオカミルクティー等を売っている店)」での注文の仕方。
カスタマイズを自分でしないといけないので(しかも中国語で)難しいんです…。
中国語ができなくて困っていると「ん?何?」って追い打ちかけてくるし(笑)
 
台湾にある台湾茶の専門店に行くと、よく観光客に出会います。
そこでさっき書いたような話題を振ってみるんです。
そうすると、「あっ、それ私も思ってたの!」と言われることが多いです。
やっぱり皆さん困ってるんですね…。
じゃあ僕が発信しよう!と思ったわけです。
 
中国語が話せても、日本にはない文化はやはり体験しないと分からないものです。
旅行するだけなら調べることも面倒くさいですよね(僕も極度のめんどくさがり屋なのでよくわかります)。
でも、このブログさえ見れば台湾のことは大丈夫!
台湾茶だけではなく、独特で面白い台湾の文化についてもお届けしていきます。
 
 
 

台湾茶を多くの方に飲んでほしい!おいしさを広めたい!

 
台湾茶にハマりだしてから5年が経ちました。
台湾茶を本場で勉強したくて、留学までしてしまった僕は、あることに気づきます。
台湾茶はメチャクチャおいしい…けどそのおいしさを知らない方が多すぎる!」
同じ語学学校で勉強している方に聞いてみても「台湾茶?よく分からない。調べても分からないし…」とよく言われるんです。
 
その原因は、詳しい方向けのサイトが多いこと…。
台湾茶はいったんハマると(僕もそうですが)抜け出せない方が多く、みんな詳しくなっちゃうんですよ。
だから詳しい方向けのサイト・ブログ・コミュニティーが多いんです。
逆に、初心者向けは少ないですね。
初心者向けのサイトは薄っぺらい知識で、しかも間違ったことを書いていることもあるのでダメダメなんです。
台湾茶の関係者として申し訳ないくらいです(笑)
 
この状況を見て僕は思いました。
台湾茶を飲んでみたい!」と思っている人たちはどこで台湾茶を飲んだり交流したりするのだろうか、と。
詳しい方向けのサイトやブログだと専門用語のオンパレードだし、よく分からない感覚的なこと言ってるし…。
僕も初心者の頃は専門用語が分からず苦労しましたね…。
 
台湾茶を始めたばかりの方向けのサイト・ブログが少なすぎる!
ないなら作ってしまえ!ということでこのブログを始めたわけです。
 
 
 

生活の一コマに台湾茶を…。

 
今、僕はお茶のおかげで幸せな生活をおくっています。
そしてお茶にメチャクチャ助けられています。
 
僕は大学生なので、定期テスト期間中は山のようなテスト・レポートをこなさないといけません。
特にレポートは事前準備が大変なので疲れがたまってしまうことが多いです。
ずっとレポートを書いていると案が出て来ず、詰まってしまうこともあります。
僕はこんな時に一旦手を止めて台湾茶を飲みます。
台湾茶の香りと味に集中していると、だんだん疲れが取れてきてレポートに集中できるようになります。
しかも台湾茶には覚醒作用があるので頭が冴え、勉強がしやすくなるんです。
そのおかげで、大学では上位10%以内の成績をキープできています
 
 
人生で嫌なことがあった時もお茶に助けてもらっています。
 
僕は幼少期のトラウマでメンタルがメチャクチャ弱いです。きついことを言われるとかなり落ちこみます。
それはバイト先でも同じこと。
 
店長と僕の相性がかなり悪かったカフェでバイトしていた時のこと。
今思えば「辞めたらいいじゃん!ほかにもバイト先はいっぱいあるんだし。」と言えます。
でも、当時の僕はその会社の商品が大好きだった。
だから、ずっとその店でバイトしたいと思っていたんです。
 
でも、理不尽なことで怒られるし、店長には絶対逆らえないという雰囲気もあり、僕にとっては最悪な状況でした。
それでもバイトを続けられたのは台湾茶があったから
バイトがあった日は帰宅後に必ず台湾茶を飲み、心を落ち着かせていました
もし台湾茶が無かったら僕はつぶれていたと思います。
 
 
こんな感じで話すとキリがないくらいお茶に助けられています。
僕にとって台湾茶は本当に大事な「お守りなんです。
 
皆さんも
・過去の僕のように自分の居場所がないと感じていたり
・周りに流されて本来の自分を見失っていたり
・人間関係で悩んでいたり
・責任が重い仕事をしていて辛い思いをしていたり
・毎日忙しくバタバタしていたり
・自分の時間を持っているけれど思うように疲れが取れなかったり
することがあると思います。
 
そんな時に台湾茶でリラックスしてほしいんです。僕と同じように。
お茶は美容効果だけではなく、体の疲れ・メンタル面での疲れを取ってくれる効果もあるので一石二鳥!いいことばかりですよね。
皆さんも台湾茶で安らぎの時間を作って心のケアをしてみませんか?
 
このブログが
台湾茶で安らぎの時間ができ、精神的に楽になった」
台湾茶飲んでみたい!」
「台湾って面白い国だなあ!行ってみたい!」
と思ってもらえるキッカケになれば嬉しいです。
 
 
こんなに長い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。
 

ぼくが台湾に留学に行く理由6つ!留学の魅力を徹底解説

 
こんにちは!幸太です。
今回は「なぜぼくが留学に行くのか」のお話。
別に留学なんて…と思っている方もたくさんいると思います。たぶん。
そこで留学に行ったほうが良い理由をお伝えしたいと思います。
 
※ここでいう「留学」は特に表示がない限り「語学留学」のことです。
 
 
 

語学をガッツリ勉強できるから

日本にいると外国語に触れる機会が極端に少ないです。言葉をしっかりと勉強したい人は思い切って海外に飛び出しちゃいましょう!思い切った行動がとんでもない成果を生むかもしれません。
 
物事には「思い切り」が大事。なぜなら中途半端に取り組んでいる人より一生懸命に頑張っている人のほうが成果が早くでるし、大きな成果を残せるからです。
 
当たり前のことですが実行できていない人が多いのも事実。考えるより先に行動してしまえば案外上手くいくものです。
 

自分に自信が持てるから

自分の可能性を広げるためには自分の「常識」を疑うことが大切。
 
海外では日本の常識が通じないことが多いです。そんな時にいかにしてその状況を乗り切ったかが自分の経験として積み重なっていきます。
 
そうしたら占めたもの!「経験=自信」として積み重なっていった結果、語学留学をしていたつもりが自信もついてきます。一石二鳥、一石三鳥になるのでめちゃくちゃオススメ。
 

将来、台湾で仕事をしたいから

ぼくは台湾が大好き。しかも趣味が台湾茶。絶対好きなものに囲まれている環境のほうが留学もがんばれますよね。
 
それに、仕事も台湾茶関連の会社に就職(もしくは起業)したいと思っているので、台湾人の感覚を身につけるためにも台湾で生活することが大切です。
 
「留学=語学+生活」コレめちゃくちゃ重要!
 
留学を言葉を習得するものとだけ考えている人が結構多い気がします。生活することも大事ですよ!
 

外国人の友達・彼女ができる(かも?)

留学に来ている外国人たちは皆言葉を習得したいと思っています。

 同じ目的で集まっているのだから話が合うことが多いです。グッと距離を縮めれること間違いなし!

 いろんな国の人と友達になって自分の価値観を広げましょう。単純に友達が多いと楽しいですし。メリットばっかりですね!

 

台湾茶が好きだから

ぼくの趣味が台湾茶だということはinstagramtwitterを見ている方だとご存知だと思います。
 
趣味が台湾関係だと自然に台湾に行きたくなっちゃいますよね?周りに常にお茶がある環境…憧れです!
 

最後に…何といっても台湾が大好きだから!

何といってもやっぱりこれに尽きます。台湾が好き!行きたい!から留学に行くんです
 
台湾の時間の流れ方って日本となんとなく違うんです!ゆっくりで大らかで…とっても過ごしやすい!それが面白くて大好きです。
 
海外ならではの時間の流れ方が大好きな方!ぜひ留学に行ってみてください。
 
 
 
いかがでしたか?今回は「僕が留学に行く理由」をシェアしました。
留学に行ってみたい方はできるだけ早いうちに行っておきましょう!考えているだけで時間が経ってしまうのはもったいないですよ!
 
幸太

「反り舌音」を上手に発音するには?中国語の発音がみるみるできるようになる裏技!

 
こんにちは!幸太です。
 
今日のテーマはみんな苦手な中国語の「反り舌音」
 
中国語の発音で一番難しいと言われている「反り舌音」。完璧にマスターして現地人もびっくりするような発音をしてみませんか?
 
 

日本人が「反り舌音」ができない理由

それは日本語の発音で舌を巻くことがないから。日本語は舌を使わなくてもいい言語なんです。口を動かすだけで簡単に発音できてしまいます。
 
いつも舌を使わないので反り舌発音はできなくて当たり前です。
 
でも出来るようになりたい!という方のためにコツをお教えします。
 

舌の体操をしよう

反り舌が出来るようになるための第一歩は舌を柔らかくすることです。舌の体操で舌を自由自在に動かせるようになりましょう!
 
ちなみにこの体操は、ぼくが反り舌ができなかった時に考案したものです。
 

反り舌体操

その1
①舌を思いっきり「べー」と出す
②そのまま右に1周ぐるりと回す
③左に1周ぐるりと回す
④①の状態に戻ったら舌を口の中に入れ通常の状態に戻る
その2
①舌を思いっきり「ベー」と出す
②急に引っ込ませ、口の中で舌を丸める
③①②を数回繰り返す
 
その1とその2を1日3~5セットやりましょう!
 
これを毎日行うと舌がだんだん軟らかくなってきます。「反り舌」独特の舌の動きにも慣れてきますよ!体の固い部分を体操やマッサージでほぐすように、いつも使わない舌を「反り舌体操」でほぐしてあげましょう!
 
 

舌を巻く練習をしよう

「反り舌体操」で舌がうまく丸められるようになったら、次は本格的な「反り舌」の練習をします。
 
今回は説明を分かりやすくするために「我是日本人。」を使いたいと思います。
 
事前作業(練習する前にやっておこう)
①まず(初心者の方は特に)漢字にピンイン・声調をふる
②反り舌を使う漢字をピックアップして印をつける(是・日・人に印づけ)
③電子辞書やインターネットで発音を聞き、覚えるピンイン・声調と音を一致させる)
 
「反り舌」練習
①「事前準備②」でピックアップした漢字の発音を聞き、とりあえず舌を巻いたりしてマネして発音してみる
②それっぽくなってきたら、携帯などで自分の発音を録音する
③録音を聞いて、「自分の発音」と「見本の発音」のどこが違うかメモする
④「違い」をふまえ、発音しなおす
⑤②~④を繰り返す
 
ここで大切なことは、自分の発音を録音すること。カラオケで自分の歌を録音したらメッチャ音痴だったという経験をした方はいらっしゃいますか?これと同じことが起きているのです。
 
この原因は「自分の耳で聞いた自分の声」と「他者が聞いた自分の声」が違うから
 
発音を録音することにより他者の立場で自分の声が聞けるので、自分の声を客観視できます。これ、とっても重要!
 

発音の上達に先生は必要?

これ、けっこう悩みますよね…。皆さんはどうやって中国語を勉強していますか?
僕は絶対先生は必要だと思います。即答。
 
そして先生は中国人の先生を選びましょう。なぜなら、日本人の先生よりも発音にうるさい人が多いから。
 
日本人の(僕が今まで出会ってきた)先生は発音に厳しくない先生ばかりでした。「自分が発音で苦労したからあまり注意しないようにしよう」という先生が多いそうで…。真剣に勉強したい人からするととても迷惑ですよね。
 
反面、中国人の先生だと発音の細かな違いにもすぐ気づくためしっかり注意してくれます。「きつい」と思うこともあるかもしれませんが、将来の自分への投資だと思えば辛くない(と思います…)。
 
 
いかがでしたか?今日紹介した方法は「反り舌音」に関わらず、発音全般に応用できるのでおすすめです。
 
地道でつまらないことの繰り返しですが、辛抱強くコツコツ勉強しましょう。ちゃんと努力した人だけが出来るようになります。
 
上手い発音で中国語を話せるとカッコイイですよ!ぜひお試しあれ!
 
幸太

大学生がレポートで満点をとる秘伝の裏技2つ!満点をとるレポートの共通点は?

 

 おめでとうございます!このページを読んだあなたは満点のレポートしか書けなくなります!

こんにちは。最近レポート課題が多く泣きそうになっている幸太です。
前回は大学生必見!「教授ウケ」して高評価が取れるレポートの書き方。レポートでGPAをアップさせよう!~キホン編~についてお話しました。
 
 
そして…みなさんお待たせしました!今回は「秘伝の裏ワザ」を大放出しちゃいます!みんなで満点のレポートを作りまくりましょう!
 
 

まず、レポートを書く上で大切なことって?(内容面)

レポートが提出された後、教授たちは毎回大量のレポートを読むことになります。最初の方は丁寧に読んでいると思います。でも、1授業に数百人分ものレポートがあるので、おそらく最後の方はあまり丁寧に読んでいないでしょう。普通のレポートを書いてしまうと他の学生たちに埋もれてしまうため、「印象に残るレポート」ではなく「その他大勢のどうでもいいレポート」になってしまいます。ここで重要なことは「教授に自分の意見をしっかり理解してもらうレポートを作ること」、コレに尽きます。
そして一番良いのは、教授に皆のレポートを読み終わった後に「アイツの書いてる内容、面白いなぁ~」と思ってもらえること!記憶に残すことが重要です。無意識にレポートの内容を覚えてしまう…なんてことがあったら最高!
 
…コレ、できます。
 

「実は」を使う

教授がレポートを読んでいる時って大体「コピペしてないかな~」って思いながら読んでいるそうです。コピペはかなり重要な採点要素なのでけっこう気をつけながら読んでいるとか…。ってかズルしてる前提かいっ(笑)
コピペの対象は様々で、今までに書かれた論文やレポート・ホームページ・そして個人のブログまでいろいろ使われています。コピペっていうことはつまり自分の意見ではないということ。ひとことで言うと学生のレポートは他人の情報を勝手に並べてソレっぽいものを作っていると思われているっていうことです。
「実は」はそんな考えを持っている教授たちに「オッ?」と思ってもらうための魔法の言葉。コレを使うといつも通りに書いたレポートの内容でも、自分の意見をしっかり述べた文章に早変わり!早速詳しく説明します。

「実は」で自分らしさをアピール

「実は」という言葉に魔法が宿っているというのはさっきお話した通りです。「普通~である。だが実は~」という使い方をすることで、

 

  • 普通はこう思うでしょ?でも自分はこう考えた
  • 普通の学生はココまでしか考えないけど自分はもう一歩踏み込んで考えたよ!

 

とアピールできます!とにかく他の人よりも考えてるぞアピールをしまくりましょう。

「実は」を使うのは1,2回まで

この魔法の言葉、1つだけ致命的な弱点があるのです!それは1,2回しか使えないこと。
何回も使ってしまうと「実は」の「意外性・自分の意見を引き立たせる」役割を失ってしまいます。
「実は」はぱっと見自然な言葉に見えますが、文章中では強力なパワーを発揮します。お化け屋敷で幽霊が出てくるとき、最初の1回はビビるけど2回目以降はビビらないのと同じように、最初に「1回」だけ使うことで強烈なイメージを残せるのです。何回も使うとありきたりな言葉に見えてしまうんですね(だからお化け屋敷は怖くない!)。
 

比喩を使う

比喩も自分の意見をはっきりさせる時に絶大な効果を発揮します。ただ、こちらもいくつかのポイントをおさえないと逆効果になることも…。しっかりマスターして使いまくりましょう!

「◯◯のような」は使うな!「」でくくれ!

レポートで「社会のゴミのような~」とか「日中をつなぐ架け橋のような人間」みたいな言い方をする人がめちゃくちゃ多い!コレを書いた本人は「比喩とか書いてオリジナリティーも出せてるしOK!」と思っているんだろうなぁ…。
でも、読んでいる側には何とも思われてないよ!評価は1ミリも上がらないぞ!ってことが重要。詳しくみていきましょう。
「◯◯のような」がダメな理由
「◯◯のような」がダメなのは、直接的な比喩(直喩)だから。ぱっと見で「あ、こいつ比喩使ってるな」と意識的に比喩に気づかれてしまいます。重要なことは、「無意識に」教授がいいレポートだと言ってくれること。直接気付かれてはダメなんです。
「」を使うってどういうこと?
「」を使う。ただそれだけ。めちゃくちゃ簡単。
今、???ってお思いですよね。まず例を見てください。

 

  • 「日中の架け橋」になる
  • ~の「裏方」
  • 「濃い~」・「薄い~」

 

いかがですか?「ような」がなくなったことにより「」内の言葉に自然と注目してしまいますよね。これが重要なんです。自然に・無意識に教授の頭の中に蓄積されていくので、あなたのレポートの内容を覚えてもらえる、というわけ。簡単で効果抜群ですよ!
何回使っても良い、でも言葉は3つまで
この「」のワザ、何回使ってもいいんです!何回もしつこいくらい使うと効果てきめん!
ただ、この技も弱点が!それは3つまでしか言葉を使えないこと。
同じ言葉を何回も使うのはOKですが、言葉の数が多いと「自分の意見を引き立たせる」ことができないため、意味ナシ!もったいなさすぎ。
 
 
いかがでしたか?
キホン編と合わせればあなたは満点のレポートしか書けなくなります!是非使ってみてください。
幸太

大学生必見!「教授ウケ」して高評価が取れるレポートの書き方。レポートでGPAをアップさせよう!~キホン編~

 

 

 大学生活に一番邪魔なもの…それはレポート

テストは一瞬で終わるので何となくソレっぽいことを書くと点数がもらえることが多いです。

でも、レポートは学生に作成時間を多く与えているのでそれなりにキチンとしたものを要求する教授が多いです。ぼくの大学でもテストよりもレポートのほうが難しいんですよ…

ぼくも今まで何度もレポートを書いてきました。もちろん良い評価も悪い評価もつけられています。

でも、レポートをよく見てみると、評価が良いレポートには共通点がありました。今回はその共通点をみなさんに特別にお教えします!

 

 

 

はじめ・中・終わりを意識して書く

コレは大学の教授も話していると思います。基本中の基本。でも、これができていない人が多すぎる!

提出前のレポートの添削を頼まれたときはまずココをみます。これが出来ていないとその他のワザを使ったとしても評価の悪いレポートになるからです。まず基本をしっかり身につけてからテクニックを使いましょう

この図を見てください(ヘタだっていうのは分かってるぞ!)

「はじめ・中・終わり」をきちんと書くことは幹の「キホン」の部分。そしてこの後紹介するテクニックが葉の「応用」の部分。幹がグニャグニャでいい加減だったらいくら葉がキレイでも腐ってしまいますよね…

 

それでは具体的な書き方を。

はじめ・中・終わりをはっきり分けて書く

ぼくが見てきたレポートはまずここが出来ていませんでした。一応段落は分けているものの、内容は分けられていなかったんです。見た目だけではなく内容も分けるようにすべし!

具体例とポイント(そのままマネして書けばOK!◯は課題によって変える)

ポイントは太字や赤字で書いています。赤字については次回詳しく書きます(コレもテクニックのひとつ)。

はじめ(簡潔に一般論を書く。これを否定することを前提に!)

 ◯◯は私たちにとって一般的に◯◯という印象がある。◯◯としても利用されているし、◯◯といえば◯◯だといっても過言ではない。その例として~(身近な例をいくつか書く)~。だが、実は◯◯には◯◯という側面があるのである。

 

中(ここに言いたいことを凝縮するつもりで書く!)

  • 他者の論文からの引用
  • 結論を導くための「橋渡し」
  • 自分の意見の正統性(引用を発展させて自分の考えを書く)

 

終わり(再度自分の主張を書く)

 したがって(よって、でもOK!)、◯◯には◯◯という側面があることが分かる。今回のレポートでは△△について十分に論じることができなかったので、今後調べていきたい(今後も関心を持ち続けることをアピール)。

 

いかがですか?こんな風に書くことが決まっていると楽ですよね。書いた後に見直すときも文章の流れが分かりやすくてオススメです。

 

引用元を書く

コレは超基本!これを書いていないと読む気さえおきません。教授にちゃんと読んでほしいなら、まずあなたがちゃんと書きましょう。こういう最低限必要な作法を忘れている学生が多すぎる!

引用元を書かないと、あなたの書いた「レポート」は「剽窃・不正の塊」になります。間違いなく犯罪です。「大学生だしいっか~」なんて甘く見てたら将来痛い目にあいますよ。マジで。

 

表紙をつけているか

コレも超基本!

えっ、「付けろって言われてない」って?

…いや、言われてなくても付けるんです。これも常識。キチンと押さえておきましょう。ただ、担当教員が「表紙は必要ない」といった場合は付けなくてもいいです。表紙には主に、

  • 講義名
  • レポートの題名
  • レポートの章立て
  • 担当教員・教授名
  • 学部・学科・学籍番号
  • 氏名

これくらいは書いておきましょう。表紙をちゃんとするだけでレポートらしさがグッと増しますよ!

 

ページ数が書いてあるか

どこかにページ数を必ず入れましょう。ページ数の書いていない本がないように、ページ数のないレポートも見にくいです。

教授はページ数でおよそ何字書いたかを推測することが多いそうです。「たくさん書いたよ」と教授にアピールするためにもページ数は必ず入れましょう。

 

ホッチキスで止められているか

何も教授に言われなければ左上を止めましょう。バラバラの紙の束を渡されると管理するのに苦労しますし、レポートをなくしてしまうかもしれません。「2ページ目がなくて評価できないから単位を落とす。」なんてことにならないようにキチンとホチキスで止めましょう。

 

参考文献・URLが書かれているか

コレも超基本!参考文献があるのに書かないのは不正であり、犯罪です。

参考文献がないレポートは信頼性がなく、ただの感想文だと思われてしまいます。必ず書きましょう。

URLを書く際は、その前にサイトの名前を書くと分かりやすく親切です。評価アップ間違いなし!

 

 

まとめ

いかがでしたか?

ひとことでまとめると

 

  • 常識をしっかりおさえること
  • 「教授にとって親切なレポート」を心がけること

 

コレを守れば8割はとれます。間違いない。

 

ただ、あとちょっとテクニックを加えるだけで完璧なレポートが書けるようになりますよ!次回、「秘伝のテクニック」を伝授します!お楽しみに!

 

【追記:「秘伝のテクニック」公開しました!】

koutaiwan.hatenablog.com

 

幸太

台湾中国語と中国大陸の中国語は発音が違うってホント?両者の違いを徹底解説

 

台湾と中国。。。

どちらも中国語を使う地域ですが、ちょっとだけ中国語が違うのをご存知ですか?

前回は中国語の漢字の違いについてお話ししました。

koutaiwan.hatenablog.com

今回は前回の続き。

発音の違いについてお話しします。ぼくが初めて台湾に旅行に行った時はこの違いを知らなかったから困ったなぁ…

※ここでは、主に北京で話されている中国語を「大陸中国語」、主に台湾で話されている中国語を「台湾の中国語」と表記しています。

 

 

 

 

中国語の発音、キツすぎる説

ぼくたちが日本の大学や中国語スクールで勉強するのは中国大陸の中国語です。中国語を勉強する人のほとんどがこっちを勉強します。

舌をまく反り舌音があったり、声調を意識して発音したり…初心者には大変。やる気がなくなるわ(笑)

でも台湾の中国語だと…この大変な発音から…解放されるかも?

それでは、中国大陸の中国語と台湾の中国語を比較していきましょう。初心者で中国語を投げ出そうとしている方、必見です!

 

陸中国語はキツくて激しい

反り舌音がある

中国語初心者が必ずぶち当たる大きい壁…反り舌音

「我是日本人。うぉーしーりーべんれん。。。あぁ…やっぱりムリ」

ってなりますよね。自分の国名を言うだけでもめちゃくちゃ反り舌音があって難しいなぁ、中国語やーめたって投げ出す人が多いらしいですよ。まさに初心者泣かせ。

反り舌音のコツも記事を書く予定なのでお楽しみに!

 

【追記:「反り舌音」の記事 公開しました!】

koutaiwan.hatenablog.com

 

声調をとにかく頑張らないといけない

中国人がしゃべっている様子を「チャンチュンチェン」みたいに聞こえる、という人が多いですよね。しかもウルサイ、という人も。

こういったイメージ、正解です!中国人はウルサイ。そして声が大きい。これは声調の変化が大きいので大きい声を使って抑揚をつけたり、リズムをつけたりしているのです。

声調も中国語初心者がつまずく大きな壁です。この2つの壁のせいでどれだけの初心者が脱落したことか…

 

でも!台湾の中国語はこの2つの壁がほぼないです!反り舌音ときつい声調からサヨナラできます。もし反り舌音と声調で悩んでいる方は台湾の中国語を勉強すべし!

 

台湾の中国語はゆったりリラックス

反り舌音がない

えっ…自分が悩んでいたのはなんだったの…?と思っている方、おめでとうございます!台湾には反り舌音がほとんどないんです!でも、大陸中国語を勉強している人にとっては困ることもあるんですよ。。。

 

ぼくが初めて台湾に旅行に行った時、台湾の空港のバス停で「你是日本人嗎?」(大陸中国語発音:ニーシーリーベンレンマ?)と言われました。中国語の一番初めに習う文ですよね。

でも、ぼくは聞き取れませんでした。理由は、台湾人が反り舌しないで話したから。反り舌をしないと「ニースーズーベンゼンマ?」となります。いつも習っている大陸中国語と発音が違いすぎるため、ぼくは聞き取れなかったんですね。

 

あと、反り舌が完全に無いわけではありません。二(erの2声)のrは発音します。例外はあるけれどほぼ100%舌は反りません

反り舌音がない理由

台湾には中国南方の独特の表現があるから。つまり方言ってことです。日本でも関西弁と関東弁(標準語)のようにたくさんの方言がありますよね。これと同じで中国と台湾にも地方によって方言があります。

その中の1つに「南方独特の表現」として反り舌音がない発音方法がある、ってこと。反り舌音が苦手な人はかなり助かるのではないでしょうか。

反り舌音はどんな風にかわるの?

説明するのが難しいので、表にしました。中国語初心者の方のためにひらがな表記にしています。

中国大陸の発音は反り舌音がはいるのでひらがな通りではないですが、台湾のほうはひらがな通りそのまま発音してOKです。楽ですねぇ…

もっと簡単に言うと、台湾の中国語は、陸中国語の「h」を抜かして発音したものと一緒(例えばchiは「h」を抜いたciと同じ発音)です。「r」はちょっと違うケド…

いやぁ~この表めちゃくちゃ使える!ぼく天才かもしれんなぁ…

 

そういったわけで、台湾の中国語は、まとめると反り舌音がなく、表をひらがなのまま読むべし!ってこと。とっても簡単な発音ですよね!これで反り舌音から「ほぼ」サヨナラできます。うれしすぎる!

声調は大陸中国語よりもゆるい

中国大陸の中国語は声調の抑揚が激しいことは先ほどお話ししました。大陸中国語と比べると台湾の中国語は抑揚が少なく穏やかで、ちょっと日本語と似ているような気がします。

台湾の中国語の声調はちょっとだけ上げ下げすれば簡単に通じます。ぼくは旅行の際に中国語を話していますが、ちょっとだけ抑揚をつけるだけで理解してもらえました。

やっぱり台湾の中国語はストレスなく話せます。きつい声調ともサヨナラできます。台湾の中国語最高!愛してる!

語尾が聞いていてほっこりする・かわいい

そして何といっても語尾が最高!

語尾が「OK啦~」(OKだよ~)「可以喔~」(大丈夫だよ~)のように、なんだかゆったりしてしまう可愛い感じですよね!台湾の中国語は聞いていてほっこりするものが多いです。

 

いかがでしたか?皆さんが思っていたよりも違いがあったのではないでしょうか。

どちらの中国語が好みかは皆さん次第ですが、ぼくは台湾の中国語が大好きです!

台湾大好き!愛してる!

 

幸太

台湾中国語と中国の中国語は違う?両者の違いを徹底解説~漢字編~

台湾と中国。。。

どちらも中国語を使う地域ですが、中国語がちょっとだけ違うのをご存知ですか?

今回は台湾と中国の中国語の違いのお話。

 

 

 

字が違う(簡体字繁体字

1.簡体字

簡体字主に中国大陸の人たちが使う字です(香港は繁体字)。

字の通り、簡単な字体ってことです。複雑な字を簡略化しているので日本人でも漢字を使わない外国人でも簡単に覚えられます。

ただ、

  • 日本語と違う漢字があること
  • 簡略化する基準が中国人基準である

ことに注意が必要です。

日本語と違う漢字がある

例えばこれを見てください。

喜欢(好きだ)

饺子(ギョウザ)

专业(学科・専攻)

爱好(趣味)

どうですか?皆さんが普段使わない漢字がちょこちょこありますね!コレをひとつひとつ覚えなきゃいけないので、覚えるのが苦手だと結構つらいです。

特に日本人の場合、いつも使っている漢字と微妙に違うのでかえって覚えにくい…ぼくは中国語が大好きなので問題ありませんでしたが、友達は結構苦労していました。

簡略化する情報・意図が中国人基準

繁体字を簡略化するときに、中国語の発音が同じ漢字に置き換えることがあります。

例えば、

「勝」の簡体字の「胜(shengの2声)」の「生」の部分は「生(shengの1声)」と発音がだいたい同じだから置き換えた

というように、「発音が同じ違う漢字をあてはめる」場合があります。ややこしい部分を取っ払っただけの漢字もあります。さまざまな省略の仕方があるってことですね!

2.繁体字

繁体字主に台湾・香港で使われている字です。

こちらも字の通り複雑な字(「繁」は複雑、という意味)ってことです。

例えば、

喜歡(好きだ)

餃子(ギョウザ)

專業(学科・専攻)

愛好(趣味)

どうですか?日本語の漢字に比較的近いものが多いので楽に覚えられるのではないでしょうか。ただ、こっちも日本の漢字とは違うものもあるので、そこだけは注意が必要…

繁体字は昔は中国大陸でも使われていた

繁体字は実は中国大陸でも使われていたんです!

っていうか、繁体字を簡略化したのが簡体字です。日本でも昔は旧字体として使われていました。中国が漢字を簡略化したのには深い理由があったんです…

中国は膨大な人口を抱えていて、そのなかには漢字を使える人も使えない人もいました。漢字を使えない人の方が多かったそうです。

この状況を「ヤバい!」と思った中国は、漢字を簡単にすることにより国民に漢字を使えるようになってもらう手法をとったんです。この手法が功を奏し、中国人の識字率80%台となっています。

 

でも、確実に10%くらいは漢字の読み書きができない人がいるというのも事実。しかも、繁体字を使っている台湾や香港のほうが識字率が高いという皮肉な現実もあるし…簡体字にする意味あったの?

とお思いのあなた!ちょっと待って!

 

台湾や香港は人口が少ないし、面積も中国本土と比べると小さいです。つまり字の普及に有利ってこと。ココ注意!

 つまり、中国はあの広大な国土・国民の8割にまで識字率をあげたということ。スゴイ!

 台湾中国語と中国の中国語の違いはまだまだあります!漢字以外の違いも書いていくのでお楽しみに!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

幸太